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コラム ~歯磨きについて~
2019.2.4

皆さんは1日何回歯磨きをされますか?
患者さんに伺うと1日2~3回の方が多数でした。
その2~3回の歯磨きでご自身では磨いているつもりでも実際には磨けていないケースが多いです。
せっかく毎日歯磨きをしているのに磨けていないともったいない気持ちになりませんか?
「磨いている」と「磨けている」では言葉は似ていますがお口の中では大きな違いです。
今から皆さんの毎日の”習慣の歯磨き”の大切さについてお話しします。
初めに歯磨きの本来の目的は食後に歯についた食べかすが歯垢(プラーク)にならないようにするためで
歯垢は食べかすと思われている方が多いですが、
歯垢(プラーク)とは細菌のかたまりのことなのです!
その歯垢(プラーク)をお口の中でそのままにしていると細菌が増殖し虫歯や歯周病の原因になります。
虫歯や歯周病予防のために歯垢(プラーク)になる前に食べかすを取り除く歯磨きが必要となってきます。

ではプラークと歯の関係についてお話ししていきます。

細菌のかたまりであるプラークが歯に作られると歯磨きで細菌をゼロにすることは不可能です。
じゃあ一度プラークが作られたらもう細菌は無くなる事なく増殖し続けるの?
という疑問が生まれるかもしれませんが対処方法はあります!
ご自身で行う歯磨きで細菌の量を減らし
歯科医院で専門的な機械を使い歯垢や歯石を除去
していきます。これらをプラークコントロールといいます。

お口の中の健康を妨げる原因の1つでもある歯垢(プラーク)を除去して再び歯にくっつかないように
ご自宅、歯科医院で予防することが大切です。

研究によると歯垢(プラーク)は食後8時間で作られ48時間ほどで歯石になるといわれており歯石になってしまう歯にガッチリと付着してしまい歯磨きでは容易に取り除くことができなくなります。
大切なのは歯垢が歯石になるまでの48時間以内に歯磨きなどでプラークコントロールを行えば虫歯予防や歯周病予防につながります。 

これらをふまえて
毎日の習慣の歯磨きがとても大切になります!!

では、どのようにすれば「磨けている」歯磨きになるのか
大事なポイントをお伝えします!!

① ブラシの動かし方
歯ブラシを横に大きく動かして磨いたり速く磨いたり力を入れて磨いたりを
ついついやりがちなのですが、
これでは汚れは落ちず「磨いている」状態になってしまいます。
ポイントは
・歯ブラシは鉛筆を持つようにもち、歯を1本ずつ磨くように横に細かく動かす
・歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間、奥歯の咬む面を意識して磨く
この2点です!!!

ではなぜ歯ブラシを横に大きく動かして磨いたり速く磨いたり力を入れて磨いたりしてはいけないかと言いますと
歯は並ぶとデコボコしています。そこを大きく速く動かして磨いてしまうと
歯の表面は磨けますが、へこんでいるところ(歯と歯の間)は必ず磨き残しが出来てしまいます。
ツルツルした歯の表面をよく磨かれているのですが、そこは唾液の洗浄効果もあり、あまり汚れは溜まらないようになっています。
大切なのは
“歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間、奥歯の咬む面”にしっかりブラシを当てて磨くことです。
慣れるまでは鏡の前でブラシがしっかり歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間に当たっているか見ながら磨いてみてください。

⓶歯間清掃
歯ブラシで歯と歯の間を完璧に磨くのはブラシが届く限界があり完璧には磨けません。そこでご自身でも容易に歯と歯の間を清掃することができるフロスや歯間ブラシがあります。
研究では歯ブラシだけの清掃のプラークの減少量と歯ブラシとフロスや歯間ブラシを併用したプラークの減少量は大幅に違いが出てきます。
毎日の歯ブラシの後に歯間ブラシやフロスを併用するのを強くお勧めいたします!

「忙しくて歯磨きにそんな時間をかけれない」
という方は夜寝る前の歯磨きを特に頑張っていただけたらと思います。
もし歯磨きをせずに寝てしまうと、、、
寝ている間にお口の中で細菌はかなり増量してしまい虫歯、歯周病のリスクを

かなり高めてしまします。

なので1日の汚れはその日にしっかり落としてしまいましょう!

よくご質問頂くのが、電動歯ブラシや歯磨き粉についてです。
電動歯ブラシについては

普通の歯ブラシと同様にしっかり要点をおさえてブラシを当てれていれば問題はないので

すが、電動歯ブラシが勝手に動いてくれるからと油断してしまうと普通の歯ブラシよりも

磨けていないことがあります。

どのような歯ブラシでもしっかり歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間、奥歯の咬む面を磨くの

を意識していただければ大丈夫です!

歯磨き粉については

裏の成分表を見て頂いてフッ素が多く含まれているものを選び

発泡剤、研磨剤が多く含まれているものはできるだけ控えましょう。
発泡剤は泡がお口の中いっぱいに広がって歯磨きをしていると強く感じ本当はまだ歯垢が

残っているのに磨けた気になりやすいです。

研磨剤は大切な歯の表面のエナメル質を削って知覚過敏になってしまったり歯ぐき

に刺激を与えて炎症を起こす場合もあります。

研磨剤の表記:酸化アルミニウム 無水ケイ酸リン酸水素ナトリウム

以上を注意してみてください。

長くなりましたが、健康な体はきれいなお口と大きく関係しています。

いつまでもたのしくおいしく食事をとるためにも毎日の歯磨きはとても大切です!
最後まで読んでくださりありがとうございます。

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