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コラム ~顎関節症について~
2019.3.16

顎関節症という言葉は皆さん聞いたことがあるのではないでしょうか。
今悩んでいる方もいますか?

 

1、顎の仕組み
身体には沢山の関節があります。
そのうちの一つ、顎関節についてお話しします。
顎関節は上顎の骨と、下顎の骨をつなげている関節で、骨と骨の間には関節円板という軟骨があり、潤滑液で覆われています。そしてそれらを囲むように靭帯や筋肉があり、また、下顎の動きを誘導する、上顎の骨の形も、とても大切な要素の一つです。
毎回顎関節を意識しながら食事する方は少ないと思いますが、下顎は上下、左右、前後に動かす事ができて、上顎の骨からいわばぶら下がっているような、体の中の関節の中でも特殊な関節です。

 

2、症状
顎関節症と聞いて、どんな症状を思い浮かべるでしょうか。
顎がカクカク鳴る
こめかみ辺りが痛い
などでしょうか。
実は関節を取り巻く環境が複雑ですから、
原因も、症状も複雑で、単純ではありません。
顎の仕組みを先ほどやりましたが、顎の関節は軟骨や筋肉、靭帯、骨そのものの形、など、沢山の要素が組み合わさったものです。
症状の一例を挙げてみますと、
口を開けるときカクっと音が鳴る。
口を閉じるときカクっと音が鳴る。
口が開けにくい。
頭がいたい。
肩こり。
こめかみの辺りが痛い。
などなど。
原因の一例を挙げてみますと、
骨の形の変化。
軟骨の位置の変化。
筋肉の痛み。
靭帯の痛み。
などなど。
顎関節症と言っても色々な症状や様態があり、複雑です。
膝の関節の事で若い人が悩むことは少ないかもしれませんが、顎関節に関して悩みがある人は老若男女問いません。

 

3、こんな治療
これらのさまざまな症状を引き起こすのは、また、様々な原因があります。
それぞれの原因にあった処置を行います。
例えばマウスピースのような装置をつけたほうがよさそうだとすれば、お口の中の歯の型どりをすることになるでしょう。
経過観察で様子を見ておくこともあります。
軟骨周辺をしっかり精査したい場合はMRIを撮ることもあります。
食事など硬い物を食べないように指導することもあるかもしれません。
原因や症状や治療法が色々ありますので、個々の症状をしっかり歯科医院で診てもらい、適切な処置をしてもらう事が大切です。
気になるなと思った方は一度歯科医院を受診されてはいかがでしょうか?

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